昨年キングオブコントで優勝したかまいたち。
一昨年くらいから私はかまいたちのことが好きになりました。
だから、キングオブコントに出場するとわかった時、絶対優勝してほしいと思っていました。
そして昨年のキングオブコント準決勝戦!
強敵がいっぱいいる中で彼らは善戦しました!
かまいたちの準決勝ネタを私は初めて見たのですが、まず、ネタそのものが最高!よく練られたネタで、ボケの山内さん、ツッコミの濱家さん、共にとにかく巧いのです。
そして決勝ネタ。これも初めて見るものでしたが、体を張った山内さんもいいし、濱家さんのキャラも私は大好きです。本当によく練られたネタでした。
なのに、です。
どうして世間はアイドルを求める?
かまいたちが優勝はしたものの、準優勝となったにゃんこスターに話題をさらわれ、せっかくの優勝が霞むことに……。
私としては残念でなりません。
かまいたちの二人もその後TVに出演する度に、その悔しさを訴えていました。
にゃんこスターも斬新でおもしろいとは思います。
が、私が思うに、にゃんこスターのネタはいわゆるお笑い芸人のネタではないと思うのです。
下積み生活を頑張ってきた売れない芸人だからこそ、応援したくなる
アンゴラ村長と呼ばれる23歳の女性は小学生の頃から縄跳びを習っていて、優勝までしたという経歴の持ち主。とても優秀で、今も会社員をしているとか。
恵まれた家庭に育ち、いまだにご両親の仕送りを受けている……。
別にお笑い芸人が裕福だと駄目と言っているのではありません。
ただ、何だか白けてしまう…。
私個人の思いになってしまいますが、辛く長い下積み生活を乗り越えて花開いたという、芸人らしいストーリーを求めているのです。その方が応援しがいがあるというもの!
女性お笑い芸人とは、愛嬌のある癒し系であるべきではないか?
今もあるその縄跳び教室の練習風景をTVで放映しているのを見ましたが、今にゃんこスターでやっている、あの縄跳びネタとそっくり!これでは彼らがオリジナルで考えたネタとはいえないのではないでしょうか?
皆が笑うのは、アンゴラ村長が縄跳びの合間で変顔をしながら横に動くところ。
私も最初は笑いましたが、アンゴラ村長はお笑い芸人向きの顔ではないと思うのです。
お笑い芸人の女の子といえば、おかずクラブ、ゆりやんレトリーバー、ニッチェ、渡辺直美のようにおデブキャラ、あるいは、ブサイクキャラが相場です。
彼女達は、みな愛嬌があって、周りを和ませてくれる、癒し系。
そう考えると、アンゴラ村長は、どれにも該当しないのでは?と思ってしまうのです。
にゃんこスターは、コンビ結成して5ヶ月でキングオブコント準優勝。なんで彼らが2位になれたのか、未だに私には納得がいかないのですが、今後も彼らはお笑いを続けるつもりならさぞ苦労するのでは?
お笑いを愛するゆえに、もっとお笑いを極めてほしいと思う私
下積みなしに、特に修行もしないでてっぺんの近くまで上り詰めてしまったにゃんこスター。
彼らには頑張ってほしいけれど、他の今苦労している芸人さん達にもエールを送りたいです。
そして今日も私はかまいたちのコントを観るのです。
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