大御所芸能人の一言でTVに出られなくなった芸人

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LIVEに行くほどお笑い好き
NikolayFrolochkin / Pixabay



マヂカルラブリーという2人組。
おそらく彼らをご存知の方は殆どいらっしゃらないのではないでしょうか?

 

LIVEに繰り出すほどお笑い好きのこの私。

それでも実際にテレビでマヂカルラブリーのコントを観たのは2回か3回です。

特に好きというわけではないのですが、最初に観た時から、どこか気になるところがありました。
吉本興業所属の30歳位の男性コンビ。

 

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独特の雰囲気を持つマヂカルラブリー

彼らのコントは、私の記憶では、よく練られたネタというより、向かって左の男性のキャラクターがユニークなのです。

何というのでしょうか。
彼の妙な目力。
今時流行ってなさそうな長めのウエーブのある髪型。

そのくせ、着ているのはサラリーマンみたいな白ワイシャツにネクタイ。黒ズボン。

その彼が、途中からまるで覚醒したかのように変貌するのです。

リズム感が良さそうで、音楽やリズムに合わせて色々な動きを見せてくれます。
私はその動きに目を惹きつけられてしまいました。

去年のM-1グランプリ決勝戦のこと〜私だけが感じた違和感?

その彼らが去年のM-1グランプリの決勝に出たのです。

M-1の決勝に出るということは、ものすごい難関を乗り越えて辿り着いたということ。

お笑い芸人といえば、日本中にいっぱい。
M-1に出られるのは、お笑い芸人歴15年未満の芸人だけ。
15年以上もお笑い界で活躍していて実力はあるが無冠という芸人は数知れず。

去年の決勝出場者の中には、私の好きなジャルジャル、ミキ、和牛、ジャングルポケットなど、実力十分の芸人がいっぱい。
本当に壮々たる顔ぶれ。

その中でのマヂカルラブリーは、ちょっぴり芸の点では不利だったでしょう。

でも、数多くの芸人達の中から、頑張ってここまで辿り着いた2人は、凄かったと思います。

 

ところが、終わった後の審査員評価で、審査員の1人上沼恵美子さんとのやりとりで違和感を感じました。

沼恵美子さんが、彼らに驚くほど冷たい対応をしたのです。
マヂカルの片方がシャツを脱いで上半身裸になったのが気に入らなかったのかどうかはわかりませんが、なぜかマジカルの2人には取りつく島もないくらいの、邪険ともいえる冷ややかさだったのです。

 

一体あれは何だったんだろう……今でも時々おもう

そのせいかどうかはわかりませんが、その後テレビでマヂカルラブリーの2人を見なくなりました。

冒頭でも触れましたが、私は大のお笑い好き。

お笑い番組はかなりチェックしています。

深夜の番組でも好きなお笑い芸人が出るとわかると、必ず録画予約をして後で見ています。

そんな私がテレビで全然見かけないということは、もしかしたら、あのM-1をきっかけに彼らが仕事を失ったのではないだろうか……?

テレビ業界のことは全然わからない私ですが、私は心配でたまらないのです。

 

大御所芸能人は己の発言力をわかって言葉を発して欲しい

M-1をめざすお笑い芸人達は、なんとかメジャーになりたくて、お笑いで評価されようと必死です。

私はお笑い芸人を志したことはありませんが、それくらいのことは想像できるのです。

 

まだ売れなくてバイトで生活しながらお笑いを続けている芸人もたくさんいるでしょう。

大御所といわれる人達は、悪気のない一言でも、弱い立場にある芸人の将来を左右してしまうことを肝に銘じてほしい。

今は売れていなくても、もしかしたらこれから売れるかもしれない彼らの可能性の芽を摘み取らないでほしい。
お笑いを愛するイチ視聴者として、私は強く望むのです。

 

 

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