常に私の頭を悩ませる夫の古い家…それは重荷以外の何物でもない
我が家には負の財産があります。田舎にある古い家です。
我が家とはいっても、その家は厳密には私のものではありません。田舎に1人で住む夫の所有です。
私は最近、その家のことが気になって仕方がありません。
それを自分の名義にしたいとか、そういうことではありません。
夫の家は、夫の両親の死後夫が相続したのですが、とにかく古くて住みにくい家なのです。
その家の処分を考えただけで私は頭が痛くなるのです。
親の家を処分するのは本当に難しい
時々夫にも忠告するのですが、聞く耳を持ちません。
夫にとっては自分が生まれ育った、思い出のぎっしり詰まった家ですから、住んでいて満足でしょう。
でも、私や子供たちにとってはただの古くて住みにくい家(もっと言ってしまえば、とてもじゃないけど住めない家…)以外の何物でもないのです。
夫は手強い番人なのです
現在夫は定年退職し、家中が両親や祖父母たちの遺したガラクタだらけのだだっぴろい一軒家で、その中の一部分を使って暮らしています。
夫としてはこの生活に、とても満足しているようです。
私はそこを訪れるたびに不用品を片づけようとするのですが、遅々として捗りません。
夫は捨てたくない症候群なのか、或いは余程そのガラクタに愛着があるのか、或いはケチなのか、とにかく捨てようとはしません。
強引に捨てようとすると険悪な空気になってしまうのです。
おそらく、夫としては、自分はまだ元気なつもりですから、片づけることについて他人から言われたくないのでしょう。
でも私たちの年齢になると、いつ何が起こっても不思議ではありません。
夫自身はほとんどものを持たない暮らしをしているのですが、前の住人の(つまりご先祖たちの)ものが、まるで時が止まっているかのように残っているのです。
このままでいくと、最終的には私の子供たちが片づけなければならなくなるでしょう。
長男であったがために、古くて住みにくい家を相続してしまった夫。
夫が何ら危機感を抱いていないことに私は危機感を覚えるのです。
これからも私の悩みは続きそうです
夫の家を今後どうやったら片づけられるのか。
そして、家のことで子供たちに迷惑をかけないようにするにはどうしたらいいのか、常に頭から離れません。
※続編として、前途多難な田舎の家(親の家)の片付けを書きましたので良かったらご覧くださいね。
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