私の洋服、変わりました!
還暦を迎える前と後では、私の洋服は大きく変わりました。
還暦になるということで心境の変化も若干ありました。
でもなにより、それまでよく買っていた洋服が、あまり魅力に思えなくなってきたのです。
これまで買っていた洋服は、ゆったりまったりの寛ぎ系
本当に好きでした!
徹底的にシルエットをうやむやにする、丈や素材感。そして締め付けや摩擦のない、快適な着心地。
この数年、そのお店をのぞく度に、お気に入りのシャツやチュニック、ジャンパースカート、パンツなどを買っていました。
時には上から下まで全身、そのお店の洋服で統一されていることもありました。
私がずっと買い続けていたのは、素材や染色が天然をモットーとしているブランド。
お値段もそれなりにしていました。
なので自分では、「それだけお金をかけているのだから他人が見ても絶対にいいはずだ!」と変な自信を持っていたのです。
目を覚まさせてくれたのは、娘の辛口アドバイス
しかし、ある日娘が「お母さんの洋服は値段ほどには見えない」と言ったのです。
これでは、まるでニトリの反対じゃないですか!ショックでした。
やはり、率直な身内がいるのはいいことなのでしょう。
周りの人は何も言ってくれませんから。
確かに、私も気にはなっていたんです…。
そのお店の服は染料も特殊で、洗濯をしても陰干ししかできません。
十分気をつけて陰干しにしても洗濯の度に色落ちしていくのです。
なので、特に黒いものは、色褪せて古びた服に見えるのでした。
それから、何年か前まではそのお店の洋服のデザインには粋なひねりかあり、襟元・ロングシャツの裾・パンツのギャザー…色々なところに素敵な意匠がこらされていました。
でも今は、似たようなデザインの洋服が安くあちこちで売られているのです。
還暦になるのだから今までより身綺麗にしなければ…
元々流行をいち早く採り入れる方ではなかった私です。
細身のパンツが流行っても、ロングカーディガンが流行っても、私はいつも他の人のを見てからやっと採り入れるのです。
だけども還暦に足を踏み入れるのだから、おばさんくさくならないよう、より一層オシャレを磨かなければと思うようになりました。
最近着ていて気分が上がるのはこの洋服
どうでしょう?
ひとからしたら僅かな違いかもしれませんが、全体的に以前のコーディネートよりラインがスッキリとして、メリハリのつくシルエットになったように思っています。
ちなみに私が去年流行っていたワイドパンツにチャレンジする気になったのが、このお店のスタッフさんのワイドパンツ姿を見たからでした。
それからは、このお店で洋服を探すようになりました。今の自分の容姿はどう変えようもありませんが、洋服で気分や生活が変えられるならやりたいなと思うのです。
今後は、素材ばかりにこだわらずに、ポリエステルが少しくらい入っていてもよしとします。
というわけで、私は還暦前の洋服と決別したのです。
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