今更ですがあなたは、年賀状やお節料理を続けていますか?
やめるわけにもいかず仕方なく続けている方も多いことでしょう。よく友人との話題でもこれらは上ってきます。
本日は私が廃止した年末年始の風習4つをご紹介したいと思います。
年賀状を出すのをやめた
まず最初に、年賀状を出すのをやめたことです。
我が家では、年賀状を書くのはいつも私の仕事でした。
年賀状を書いて出すのは誰の仕事?
夫はものすごく筆不精で、一枚の礼状さえも書こうとしませんでした。結婚当初は私は働いていなかったので、流れで年賀状書きは私の担当に。
専業主婦とはいえ、小さな子どもの世話をしながら家事もやり、かつ年賀状を書くのは結構大変です。枚数としてはそんなに多くはなかったのですが、夫と自分のそれぞれの親戚、夫の職場、夫の友人、私の友人に私が書くのです。
夫の友人や職場の人にまで私が書いていたのは、今思うとすごく変!働く男性はどんなに仕事で忙しくても、年賀状は普通自分で書くものですよね?
年賀状をやめたきっかけ
夫はちょっと変わっていて、元々年賀状は出さない主義らしく、代理で出してくれなくても全然構わないという人。
ある日夫の中学時代の友人が同窓会で夫に言ったそうです。
「なんで年賀状自分で書かないの?自分で書かないなら、もうお前には出さないよ」と。
それに対して夫、「いいよ」
夫の友人はせっせと自分で書いているのに、相手から来る年賀状は、奥さんの代筆。全然嬉しくないですよね。
代筆する私だって、会ったこともない相手に毎年書くことは、当たり障りのないことだけ。面白いはずがありません。
夫の職場についても同様。
もう金輪際書くのはやめようと思いました。両方の親戚も、いつも私が書くのがアホらしくなりました。
毎年夫の親戚から来る年賀状は、宛名が夫だけだったり、連名でも私の名前の漢字が間違っていたり。
ひどいのは、漢字と、さらに、○美や◯子になっていたりして、誰これ?と言いたくなるようなものでした。毎年毎年失礼すぎる。
年賀状は、きっぱりとやめました。
もう後戻りする気はありません。
お節料理は作らない
夫の実家に帰省した時は、お節作りを補助で手伝っていました。
でも元々、お節料理の中に好きな料理がありません。鰊の昆布巻き、栗きんとん…どれも全体的に味が濃い。
唯一好きなのは、黒豆。なかなか我儘な嫁ですね。
我が家でも、お節料理は一度作っただけ。
子どもも小さかったので憶えてはいないでしょう。
年末に作っておいて三が日は主婦が楽できるようにという昔の人の知恵なのでしょうが、今やそんな必要はありません。三が日何かを作ることより、年末に沢山の種類のお節を作ることの方が疲れます。なので、廃止して後悔はしていません!
三が日の洗濯・掃除は、やって構わない
昔の人は、三が日に掃除や洗濯をしてはいけないと言っていたそうです。
理由は色々あるでしょう。日頃の家事労働で疲れている主婦を労わってのことなのかもしれません。
古くからのしきたりを守る夫の実家では、正月の洗濯も掃除もしにくい雰囲気でした。理由は、正月に掃除や洗濯をすると福が逃げるからだそう。
でも、小さな子どもがいると洗濯を三が日やらないわけにはいきません。元日は仕方なく我慢しましたが、私は2日からバンバン洗濯をしていました。
掃除も同様。掃除機をかける必要が生じれば迷わず掃除機をかけます。
昔と今では事情も違うので、もういいかな、と。
そういうことで、私は古い呪縛から解放されました。
三が日でも必要ならお金を使う
私が子供の頃、三が日にお金を使うと、その1年はお金が出て行きやすいと親から言われていました。
親たちを見ていても、お正月に使うお金は、初詣の賽銭と子どもたちへのお年玉、おそらくそれが全てだったと思います。
でも、今は違います!
三が日にお金を使わないように年末に買いだめする必要はありません。食料品も雑貨も、正月に買えるのです。
今思うと親の教えは、浪費しない人間になるようにという意味だったのかもしれません。
風習を頑なに守り続ける必要はないんじゃないか?
- 意味のない年賀状のやり取りに囚われる必要はない
- 御節を年末のうちに作り置きする必要は現代においてはもうない
- 三が日に掃除洗濯をしても特に福は逃げない
- 現代はお店も開いているしお金を使ったっていい
そういうわけで以上の4点を合理的でない、意味がない、と自分で判断して廃止しました。
皆さんのおうちではいかがですか?
私は今の所、年末年始の風習を廃止したのは正しい判断だったと思っています♪
風習話、他にもあります。




コメント