なぜか手離せない洋服たち
もう着ることはないだろうと思いながら、なぜか手離せない洋服達。
皆さんは、そんな洋服はありませんか?
私にはたくさんあります。
それらをご紹介します。
①ニューヨーカーのコート
1枚目は、オーソドックスなデザインのグレーのウールコート。
5,6年前に買ったのですが、肩が窮屈で、一番上のボタンをかけるのに、肩をすぼませないといけないのです。
そして、着ていて重い。
丈も十分長く、温かさについては問題なし。
②ニューヨーカーの2枚目のコート。
茶系の細かいグレンチェックのウールコート。
バーゲンで買いました。
買ったきっかけというのが、ドラマ「相棒」の杉下右京が愛用しているのと同じタイプのチェスターコートだったから。
肩はゆったりしているのだけれど、グレーのに比べると温かさが、少し劣ります。
丈もちょっと微妙な長さ。
③Applehouseというブランドの麻のシャツチュニック。
3年くらい前に買いました。
白地に薄いグレーのペンシルストライプ。
形もシンプル。
お店では、「着るほどに生地が柔らかくなって、着心地が良くなる」と言われて買いました。
しかし実際に着ても、全然柔らかくはなりません。
着方が足りないのかと、汚れていなくても洗濯機でガラガラ洗いましたが、生地の固さは変わらず。
そのうちに着るのが嫌になり、クローゼットにしまったままに…。
④同じくApplehouseの麻のロングベスト。
今はロングベストではなく、ロングジレと呼んだ方がいいでしょうか?
4年くらい前に買いました。
色はカーキ色。
前見頃が二重になっていて、しゃれてはいますが、麻は手入れが面倒。
麻は洗濯をした後の手入れをちゃんとしないと、とても外では着られません。
皺になりやすいので、乾いても保管の仕方が悪いと、たちまちシワだらけに……
麻100%というだけで、お値段は高い!
清水の舞台から飛び降りる覚悟で思いきって買ったベストでした。
⑤同じくApplehouseの麻のシャツ。
写真を撮ろうと思ってクローゼットを探したんですが、どうしても見つからない。
捨ててはいないのですが…。
色は黒。
これも、3年くらい前に買ったのですが、やはり、清水の舞台から飛び降りました。
黒で麻というのは1枚持っておくと何かと便利!という言葉に釣られました。
でも実際には、そんな真っ黒な装いはまずしないし、麻100%というのは扱い辛いのです。
これらの着なくなった洋服をなぜ手離せないのか?
おそらく、値段が高かったというのが一番なのでしょう。
どれも皆、清水の舞台から飛び降りたのですから。
もしかしたら、また洋服の趣味が変わるかもしれないし……
着ないのに手離せない、すなわち、ただ死蔵しているだけ。
せめて、リサイクルショップにでも売れれば……
でもリサイクルショップなんて、ごみ同然に買いたたいて、結構いい値で売るのです。
彼らを儲けさせるだけなんて、空しい、悔しい……。
絶対にそんなことは嫌!
かくして、私のクローゼットは、手離せない洋服が無期限でのさばることになるのです。

リサイクルショップの悔しい記憶はこちらにも記述していましたね。
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