くるみ万事休す…?

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Bru-nO / Pixabay



 

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採血が終わった!次は超音波検査

超音波の検査そのものは嫌いではありません。
身体の表面にジェルを塗られ、スキャナーのようなものでお腹や胸を撫でられ、身体の中の臓器を写真を撮りながら調べていきます。

女性の技師さんで良かった、と思ったのも束の間、段々不安になってきました。

カーテンで仕切られたお隣では、もう一人患者が超音波検査を受けているのてますが、そちらの技師の方の声が大きすぎて、全て聞こえてきます。

私は担当の若い女性の技師の指示通り、身体を右に向けたり左に向けたり。

お隣はベテランの男性技師で、患者さんとも顔馴染みなのか、時に冗談も混じります。
それを聞くともなしに聞きながら、私の検査は進みます。

 

でも段々不安が襲ってきた…

お隣の検査はもう次の患者さんに移っているのに、私はまだまだ終わりそうにないのです。
これは一体どうしたことか…
私の頭の中で、色々な不安が巡ります。

 

考えられるのは、何か悪いものが見つかった?
私はガン患者なので、何が見つかっても不思議はありません。
もしかしたら、いよいよ「万事休す」なのかもしれません。
2回目のガンからもうすぐ5年になる私。

 

私の頭の中は、早くも今後のことでいっぱい。
2回目のガンから5年も元気に生きられた。
これはとってもありがたいこと。
何が見つかっても冷静に受け入れよう…

 

そのうち、私を担当している若い女性技師は、突然その場を離れ、別の技師を呼んできました。
二人目の技師も女性で、一人目よりは年長者らしく、今度は彼女が機械を操作し始めました。

彼女が言うには「お腹の超音波で、写りにくい部分がある」のだそう。

写りにくいって、何?
私にはさっぱり理解できませんてしたが、ジタバタしても仕方がありません。

 

なるようになれ!

早く終わってくれるのをひたすら待つのみ。
結局、私の超音波検査は、二人目の女性技師によって完了しました。

さすがに二人目の技師は、手慣れていました。
彼女に代わってからは、スイスイと検査が捗りました。

 

そしていつも外来で終わりです

最後は乳腺外来の診察。
待たされること1時間半。
途中、看護師さんが、私に告げにきます。
「超音波の結果がまだ出てないので、診察も遅れてます」と。

 

これでは勘ぐらない方がおかしい!

私は密かに確信していました。
絶対に、何か見つかってしまったんだ、と。

持っていた時代小説の文庫本を開きますが、文字は、目には入っても頭に入ってきません。
ひたすら、待ちました。

 

ついに外来に呼ばれました

ドキドキしながら、ドアを開けました。
担当医の前には私のお腹の超音波の画像が。

医師が言うには、機械が新しくなったため、操作が今までとは違うから、と。

半信半疑で聞きながら、画像の説明をしっかり聞きます。
前回の結果と画像で比較するが、変わった所は見受けられない、とのこと。

 

最後に言われた一言でパンチを食らう!

肝臓と膵臓の画像では、脂肪が増えてますね、と。

つ、つまり、内臓脂肪ってこと?
脂肪って、目に見えないつきかたもするんだった……
というわけで、今後の私は食生活にストイックになるつもりです。

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