27年間将棋界で邁進し続けた羽生善治氏、無冠で頑張る心意気を見た!

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今日は将棋に興味がある方、または羽生善治さんを応援している方に向けて書かせていただきます。

 

27年前に初めての竜王タイトルを手にして以来、羽生善治さんはひたすら平成の時代を邁進し、数々のタイトルを手にし保持してきました。

その羽生善治さんが、平成がまもなく終わろうとしている今、とうとう無冠となってしまいました。羽生無冠のニュースを知ったとき、私としてはかなり考えさせられるものがありました。

 

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21歳で竜王のタイトルを獲得した羽生善治さん

将棋の駒

私が初めて羽生善治さんのことを知ったのは、羽生さんが3冠のタイトルを持っている時。竜王に加え、王座、棋聖が加わって3つとなりました。

若いのにすごい棋士がいる!と驚いたのを憶えています。

その後、6冠となり、7冠が達成された…ものすごい偉業です!史上初です!

 

7冠を達成してしまったら、もうこの上はありません。あまりに上り詰めた人は、それを維持していくのが大変です。そしてその後は、5冠や6冠の時期が続きました。

 

羽生善治さんがタイトルを少しずつ落としていった理由

 

羽生善治さんがタイトルを少しずつ落としていったのには実は深い理由があることをご存知でしょうか?

羽生善治さんは今までの自分の手法をうち破って新しい手法を見つけ出すため、また基本に戻って将棋の手法の研究をしていたのです。それが、勝ちが止まった理由なんですね。

おそらく、羽生さんは対局の成績に左右されることなく、将棋界のずっと先を見据えていたのでしょう。

 

人工知能=A Iの発展により将棋の手法が変わってきた

穴熊囲い

 

羽生さんが棋士として活躍している平成の時代は、アナログからデジタルへと移行しつつあった時期。

 

将棋の手法もA Iを利用した今までなかったものが出現しています。

それらは主に、近年登場してきた10代や20代の若い棋士によるものです。高校生の藤井聡太7段がそのいい例といえるでしょう。

 

無冠となった羽生善治さんに与えられた2つの選択肢

 

最後に竜王だったから、前竜王と呼ぶか、実際の段位の9段と呼ぶか、羽生さんは選択できました。

 

結果、羽生さんが選んだのは、9段と呼ばれる方でした。前竜王ならば、今後トーナメントをシードで戦うことができるのに…。

9段という身分で出場するならば、他の棋士と全く同様の、1から勝ち上がっていかねばなりません。
困難な道を敢えて選んだ羽生さんには、なんとしてもまた勝ち上がろうという覚悟が感じられるのです。なかなか誰にでもできることではありませんよね。

 

羽生善治氏からは目が離せそうにない!

 

将棋の世界のみならず、今や日本社会は大きな変化を遂げようとしています。

将棋の歴史は古いですが、もしかしたら羽生さんの時代が特に激しく変わっているような気がします。
そんな今の将棋界で27年間も沢山のタイトルを保持し続けるということは、本当に超人技です。

私は将棋についてはあまり知りませんが、きっと羽生さんは1から這い上がるはず!強く信じています。

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