な、なんと!何十年も経過してとっくに捨ててしまったと思い込んでいたスモックが2枚、年末の大掃除をしていたら見つかりました!
割烹着じゃありません。ちっちゃくて可愛らしい、幼稚園スモックですよ。
ということで今日は、手芸が苦手で入園グッズ作りに泣かされた方に向けて書こうと思います。
入園・入学グッズ作りは不器用さんにとって辛くてしょうがなかった
だいたい求められる、手作り手提げ袋。私も子どもたちが入園・入学の時には、手提げバッグやスモック、給食袋などを手作りしました。
手芸が大の苦手な私が、です。
今なら既製品がいっぱい売られていて、お金を出して買うのもたやすいでしょう。でも今から30年も前となると、あまり既製品はありませんでした。
周囲を見回すと、手芸が苦手というお母さんもいました。そういう人はたいてい自分の母親に作ってもらうということでした。
仕方なく手作りにチャレンジ
生地を選ぶのは楽しい作業です。
でもその後は、ミシンとの格闘。
直線縫いのものはミシンの調子さえ悪くなければ大丈夫。でもさすがにスモックには苦労しました。
2枚縫わないといけなかったので、型紙は1枚で、生地は2枚。決して上手い出来ではないけれど、私にしては上出来だったかな。
その他にも、ランチョンマット、コップ袋、上履き袋……細々したものをいっぱい作らなくちゃいけません。
不器用な私が苦労して入園グッズを手作りした理由
入園グッズをどうしても手作りしなければいけないわけではありません。
でも当時私は専業主婦で、働くお母さんに比べると時間はあった。時間があるのに、高いお金を出して買ってくるのは気が引けた。
姑の手前、まさか買ったとは言えない…。
今なら割り切って買ってくることも厭わなかったでしょうけど、そんな度胸、持ち合わせていなかったのです。
私の会心作、スモック2点
あちこちシミができてゴムも延びかかっているのですが、間違いありません。私が昔悪戦苦闘して作った大作です。せっかくなので、お恥ずかしいですがよかったら見ていってくださいね。
1枚は、淡い水色に白いクマがあちこちにいるもの。
もう1枚は、水色のギンガムチェック。全体的に少し寂しいので、友人に頼んで2㎝角の布にアンパンマンの顔の刺繍をしてもらい、それをスモックの片方の袖に縫いつけました。
アンパンマンの刺繍部分はこんな感じ。可愛いでしょう?
今思えばスモック作りはそんなに難しくはない方だったのかもしれませんが、当時の私にはとても難しく思えました。
確か、スモックの型紙が付いている手芸の本を買ってきて、それに忠実に作っていったのを記憶しています。息子の幼稚園デビューということで、私は色々なことを頭に思い描きながら縫いました。
不器用でモノグサな私としては、人生でほとんどない貴重な経験ができたとも言えます。
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