西城秀樹という歌手がこの世を去った

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昔むかしの思い出話
Regenwolke0 / Pixabay



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突然知らされた悲報!

歌手の西城秀樹さんが亡くなりました。
享年63歳。

職場で最初に知らされた時、物凄くショックでした。
ファンと言えるほど好きだったわけではないのですが、年齢も近いだけにやはりショックでした。

 

新御三家の一人に称された西城秀樹さん

おそらく、今の若い人達はその活躍をあまり知らないのではないでしょうか?

野口五郎、郷ひろみと一緒に新御三家の一人でした。

 

彼らが活躍していた時期はまさに私も青春の真っ只中。
中学3年位から始まり、高校卒業くらいまで、彼らの(特に西城秀樹の)曲を聴いて過ごしました。

 

今改めて感じた西城秀樹の素晴らしさ

訃報を聴いた日の夜、あちこちの番組で彼の在りし日の映像を流していました。
就寝時刻の早い私が、ついついひかれて夜更かしをし、観てしまいました。

観ていると、懐かしい曲ばかり。
それも物凄くたくさんの曲が。

おそらく次々と出す曲がことごとくヒットしていました。
ファンという自覚こそありませんでしたが、実際には当時生活の大きな部分を占めていたのだな~と今更ながらに痛感した私でした。

ただ私の場合、積極的なファンというわけではなく、とにかく彼が売れていたので、テレビやラジオで彼の歌を聴くことが多かったということなのです。
3人の中では一番好きでした。

ヤングマンが一番有名なようですが、私には特に忘れられない曲が1曲あります。

「君よ抱かれて熱くなれ」というその曲のメロディーが、高校卒業間際の私の頭の中をグルグル回って離れなかったのを覚えています。もうじき国立大の入試という大事な時期なのに。

 

でもいつの間にか忘れてしまい……

大学に入ると私の音楽の趣味は洋楽へと推移し、下宿にはテレビもなかったので、当然西城秀樹の歌を聴く機会も減りました。

全盛期を過ぎてから、彼が脳梗塞を二度患い、ハードなリハビリをして生涯現役歌手を通したのは、本当に素晴らしいことです。

 

復帰してからの彼の言葉が忘れられません。

「自分は80歳までは生きないだろうから、だからこそ、今を大事に生きたい」

 

彼のように2度も命に関わる病気を経験した人だからこそ、その言葉がストレートに私の心に入ってきました。

 

家族への愛情を思うと、彼の無念さがたまりません。

晩婚でできた家族。
愛する妻と子ども達。

でも彼は、一人のアーティストとして成功をおさめたのみならず、父親として、夫としても素晴らしい人だったんだろうな~と私は思うのです。

 

西城秀樹はとても偉大な歌手だった!

気づかないうちに私は大きな影響を受けていたのかもしれません。

自分と大して違わない年齢の大物歌手が一人この世を去った……。

彼と時代を同じくして自分がこの世にいられたということを、ありがたいな、と思います。
西城秀樹さん、今までありがとう。
そして、安らかにお眠りください。

 

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