今日は、毎日の食生活やダイエット、健康に頭を悩ませていらっしゃる方に向けて書かせていただきます。
昭和50年の日本の食卓こそ美容・健康に良いとの研究結果が出ていることを、ご存じでしょうか?
なになに?初耳!というあなた、一緒に確認していきましょう。
新聞を読んでいたら飛び込んできた『昭和50年の食卓が理想』の文字
※参照 糖尿病ネットワーク
日本人の食生活として本当に望ましいのは、1975年頃のものなんだそうです。
ある大学の研究グループが1975年頃に一般的だった食事と現代の食事を用意して実験を行い、
- ストレス軽減
- 運動機能向上
- BMIの低下
- 悪玉コレステロールの低下
- 血糖値の低下
それに伴って寿命も長くなることを発表しています。
1975年といえば、当時私は高校生。
思えば我が家の毎日の食事はかなり日本的でした。
祖母と同居していたこともあったからか、毎日食卓に上るのは、和風の煮物や魚料理が多かったです。
友人たちがトンカツだのビーフチューだのと洋食の話をしているのを見て、ちょっぴり羨ましくもあった青春時代。なんだか自分の家が遅れているような気がしたものでした。
大人になり自分で家庭を持つと、どんどん風潮に染まってしまった
高校生までは親元で暮らしましたから、純和風な食卓。
ですが、まず大学生になって親元を離れると、ハンバーガーという何とも魅力的なファストフードに出会い、しょっちゅう食べるように。フライドチキンやピザ、グラタンなども身近になってきて、大好きになりました。
そうなると、次第に魚料理は減り、味噌汁も毎日は作らなくなります。
18歳までは純和食であった食生活も、一度外界に出れば欧米化するのはあっという間でした。
新聞に載っていた、[1975年型の食事]とは?
ここで1975年型と呼ばれる、美容・健康に良い食事の特徴をまとめておきましょう。
現在の自分の食事を想像してみて!
あなたの食卓にはどの程度、当てはまっているでしょうか?
朝食
大豆製品、魚介類、野菜を多く摂る
味つけは、出汁と発酵系調味料(醤油、味醂、味噌)
昼食
パンは時々、ご飯が中心
デザートには果物
夕食
肉より魚中心
調理法は、煮る・蒸す・茹でる、そして生食を多め
つまり油を使う炒める・揚げるは抑える
外食・コンビニ食の多い人には、いささか難易度の高い条件ばかりが出揃ってしまいましたね。
外にある食事は派手なもの、味付けにパンチのあるものが多いですから。
最近は油よりも糖が悪者視されている?
ダイエットをテーマにした健康番組なんかを見て、最近思うことがあります。
それは、以前何よりも敵視された油よりも、糖の方が注意すべきという風潮になっていること。
最近の研究結果では、ダイエットのためには油より糖を少なくするのが良いんだとか。
例えば、油っこいトンカツと麺類を比較するのに、それぞれを角砂糖○○個分というふうに糖質の多さを判定するのです。
でも、カロリーで食品を見ていた私としては、トンカツが糖質が少なくて麺類が糖質が多いといわれても、なかなか頭に入ってきません。
あんなに脂身のあるロースカツで、衣がたっぷり付いて油もたっぷり吸っているトンカツですよ?
血糖値を上げたくない場合は炭水化物は控えて、油たっぷりのお肉はいくら食べてもOK?
頭の固い私には素直には受け入れられないのです。
『糖質を減らすためにトンカツばかり食べたらカロリー過剰になるんじゃないの?』
認識を改める柔らかい頭を持つ人が、健康的になれる?
今までのダイエットの常識は、痩せるためにはカロリーコントロールでした。
カロリーを摂りすぎる→身体に糖分を蓄えてしまう→運動して糖分を消化するか、食べる量を減らしてカロリーを少なくすれば蓄えた糖分が使われて痩せる
そういうふうに私は長年理解してきました。
今さら糖質云々と言われても、頭が納得してくれません。
血糖値もコレステロール値も高い私。
糖質制限して糖質を減らしたとしても、代わりにトンカツやステーキばかり食べたらコレステロール値が益々高くなるんじゃないのかな?
健康やダイエットにはとても興味があるのですが、今の風潮についていけなくて困っています。
このあたりで、私も食生活を見直した方がいいのかなぁ。
まるっきり1975年型の食事というのは難しい。
だけど洋食より和食の割合を少し大きくするだけでもいいかもしれません。
日本食は、世界遺産に認定されるほどの素晴らしい文化なのですから。
こちらも合わせて意識すると、より健康的な生活が送れるようになることでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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