長年勤務した会社を辞める時、考えなければならない面倒ごと

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会社や通勤途中での出来事
KIMDAEJEUNG / Pixabay



アラ還、退職を考えるについてもっと深く掘り下げてみました。

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会社を辞める時に考えなければならないこと

今までにも何度も仕事を辞めようと思ってきました。

でも、様々な問題が頭をもたげて、行く先を阻もうとするのです。

アラカンのあなたは、どう考えますか?

 

その① 仕事の引き継ぎが大変

勿論、当然のことなのですが、長らく同じところに勤めていると、業務の種類や量も半端なく増えています。

自分の業務を整理し、マニュアルを作成することを考えると、気が遠くなります。

しかも引き継ぎの時には後任の人も決まっているでしょう。
後任者に自分の仕事の説明もしなければなりません。
普段通りに業務をこなしながら。

 

その② 退職理由をどうするか。

 

配偶者の転勤とか、引越しが理由なら、円満退社です。
何も問題はありません。
皆から惜しまれて退社できるでしょう。

 

でも、退職の理由が人間関係とか、会社自体が嫌いになったという場合、退職する側は本当の理由が言えない…。最後までモヤモヤが残ります。

 

私の職場で、何年か前に退職していったパートの女性が、ある人から「苛められたから辞めるの?」と訊かれたとか。
彼女は肯定も否定もしなかったそうですが、一瞬ぎょっとしたそうです。苛められたからというのもあながち嘘ではなかったから。

周囲の人達の受け取り方はわからずじまいですが、そういう場合の退職理由は難しい。

いくらかましな退職の口実は、健康上の理由でしょうね。
これも円満に退社はできるだろうけど、病気なんて聞くと誰しもが心配してしまいます。中には本気で心配してくれる人もいるかもしれません。

自分が病気を口実にしたことをどこまで罪悪感を感じないでいられるか……これは、人それぞれ。

 

一番気まずいのは、退職の意思を表明してから退職まで

辞めるとわかっている人間にはもう誰も仕事で期待はしません。
特に、新しい仕事なんて回ってはきません。

「どうせこの人は辞めていくのだから……」

誰の頭にもそれがあるのです。

 

退職までの気まずさにどれだけ耐えられるか……
だから私は、今日まで辞めずにいるのかもしれません。

 

 

最後の勤務の日、挨拶を求められたりもします。
自分の気持ちや考えを最後まで言わないまま退職というのは悔いが残りそうです。しかしかといって、残る人達を不愉快にさせるのはいけません。

会社や同僚のことが好きではなくとも、長年お世話になったことは事実。その感謝の気持ちを前面に出すようにすれば、きっと、あなたの退社はいい雰囲気のものとなるでしょう。

 

 

…生意気なことを書いてきましたが、私も散々頭を悩ませていることなのです。

遅かれ早かれ、退職日は訪れます。
アラ還としては、「引き際」をじっくり考えておかなければならないと思うのです。

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