人は本当に十人十色
仕事の帰り、私は、バスを待っていました。
私の前には女子高校生と還暦くらいの男性会社員が待っていました。
すると、その会社員に声をかけた人がいました。
彼の知り合いらしく、年格好も似ていました。
二人は挨拶し合ったかと思うと、すぐに列の後ろの方に並び直したようでした。
平然と横入りをやってのける、厚かましい2人組
私の脳裏にふと浮かんだ、別の日の違う2人組。男性社員とは真逆の2人組でした。
彼女達の片方は私の前でバスを待ってました。
彼女の友達が近くに来て声をかけると、声をかけられた友達はそのまま居座ってしまったのです!
私は、信じられないものを見た気がしました、
後から来た友達が彼女と一緒に並んだら、それは横入りじゃないですか!?
その女性達は、やはりアラ還でおそらく私と同じ年代。
腹が立つやら情けないやら
決して認めたくはないけれど、私達アラ還暦年代って、厚かましい人が多いような気がしませんか?
ぐいぐい進んでくるおばちゃん、いつのまにか増えたがします。
と言っても、皆が皆がそうではありませんが。
やたらと席に座りたがる還暦おばさん
何年か前、私は友人と遠出をするため、待ち合わせ場所の新宿に向かっていました。座るためにわざわざ早くに出て、始発に乗ります。
というのも、手術を受けて退院したばかりで、できれば座って行きたかったから。
途中から60歳前後の女性とその夫らしき2人連れが乗ってきました。奥さんの方はまだ還暦くらいだけど、ご主人の方は70にはなっていそう。
私は、彼らが立つ近くの端っこの座席に座っていました。
席を譲るべきか讓らざるべきか
奥さんはまだ若くて元気そうだけれど、ご主人はどうかしら…?
自分だってまだ退院して間がない身、できれば譲りたくない。
すると、奥さんの方がご主人に言ったのです。
「あなた、やっぱり座って行きたいでしょ?」
ご主人の方は、「別に僕は座らなくてもいいよ」と答えましたが、私は、やられた~!と思いました。
ご主人も還暦くらいなら、私は席を譲らないでもいられたでしょう。
でも、奥さんのセリフを聞いてしまっては、素知らぬ顔もできません。もしかしたら、ご主人は病気を患っているのかもしれない……。
仕方なく席をご主人に譲る
座っていきたいからわざわざ始発に乗ったのになぁ。
私は仕方なく席をご主人に譲りました。
でもすぐに後悔することになったのです。
私が席を讓った男性は自分では座らず、なぜか奥さんがちゃっかりと!
高齢のご主人はレディファーストで、きっと普段から奥さんをいわたる人なのでしょう。
若くて元気な奥さんの方が座るのなら私は席なんか譲らなかったのに!後で悔しがっても後の祭り。
席を譲るのを早まったかしら?
後でよくよく考えたのですが、無理に私が席を立たなくても、彼らの近くには、シルバーシートだってあったのです。
そこには若者が座っていました。
彼らの方こそ、席を譲るべきだったのでは……?
いずれにせよ、私は思うのです。
おそらく、男性より女性の方が厚かましいと。
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