人は外見だけじゃわからない?
通勤電車に乗っていたら、若いサラリーマンらしいイケメンが乗って来ました。
彼は私の前に立つと、自分の鞄を大きな音をたてて私の真上の網棚に置きました。本を読みふけっていた私は、なんだろう?とビックリして思わず見上げたほどです。
年齢は30代前半くらい。仕事もできそうだし、顔も、俳優の藤木直人似。
目の前にいられると気になりますが、敢えて無視して私は本を読み続けていました。
電車の中であまり前に立たれると嫌ですよね?自分も普段同じことをしているかもしれないので、気をつけようと思いました。
座席の譲り合いは発生するのか、そっと傍観
そのうち、私の隣の席が空きました。
ちょうどその席の前には別の男性が吊革を持って立っていました。
「どっちが席を譲るのかな?」
私は考えました。
目の前のイケメンサラリーマンと、その隣に立っている少し年配の男性。どちらがその席に座るのだろう……?
状況からすると、年配の男性の方が席を譲られるのが順当ですよね。
やっぱり第一印象は間違っていなかった
結果は、イケメンサラリーマンの方でした!
なんだか私はがっかりしたような、意を得たり!ともいうような複雑な気分でした。
最初の鞄放り上げの時に抱いた悪いイメージ通りだと結論づけたからでしょうね。
でもすぐその後で私が降りたので、席にあぶれた年配の男性も座れたようです。
人は外見がいいからといって中身もいいとは限らない。でも中には感じのよい外見を裏切らない人だっているはず…。
私はそう自分を納得させたのでした。
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