半世紀も引きずる私の悪いくせ

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くるみの失敗談
Kassel95 / Pixabay



 

こんにちは、志久場くるみです。

 

突然ですが、朝キチンと起きるの、得意ですか?

 

 

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半世紀前に、10歳の私が書いた作文

 

「私には、毎朝のように起こしてもらわないといけない悪い癖があります。」

私が小学4年の時に書いた作文の冒頭の部分です。

 

 

私は朝決まった時間に起きるのが大の苦手!

試験などのどうしても寝過ごせないイベントは、朝まで寝ないで起きていたほど。それくらい、私は一旦寝ると起きられません。

昔の作文を読み返してみると、朝が苦手なのに10歳のころから悩まされていたみたいです。

 

 

とっても誇らしかった、10歳の私!

さて、小学生のころのお話。

朝起きるのが苦手なことを書いた作文が、市だか県の出している文集に載りました。

 

先程の冒頭に続く内容は、朝ひとりでは起きられないので、毎朝母親に起こしてもらっている……そういう日常を綴ったものでした。

 

当時の私は文集に載ったのがとても嬉しくて、誇らしくもありました。その作文はクラスで、担任の先生が皆の前で読んでくれました。

 

家に帰って家族に話すと、それはそれは喜んでくれました。

 

私みたいな子どもは嫌い?

 

ところが翌日登校すると、その喜びは消えてしまいました。同級生の女の子が私に言ったのです。

「お母さんに話したら、そんな子どもは嫌い!って言ってたよ。」

 

私は、とてもショックでした。

昨日の嬉しい気持ちはどこへやら…。

同級生の言葉がグワングワンと頭に響いて、完全に打ちのめされてしまったのでした。

 

 

友達のお母さんの言うことは確かにわかります。きっと彼女のお母さんは、私のことを甘やかされた、自立できていない、厄介な子どもと思ったことでしょう。

 

私自身、朝起きれないままでは良くないと思っていました。でも子どもなので、こんなことを書いたらまずいとか全然考えもしなかったのです!

 

友達のお母さんの言葉にものすごくショックを受けたけれど、親にも言えず、ひとりで悩みました。「私みたいな子どもは嫌い!」と同級生の親に言われたなんて、親が悲しむだろうと子どもながらにわかっていたから…。だから言えなかったのだと思います。

 

結局私は、誰にも話しませんでした。

子どもの頃に傷ついた思い出です。

 

 

起きるのに失敗したときの罪悪感と情けなさ

実は、アラカンになってからも、朝起きるのに失敗しました。

 

告白します。5年くらい前のこと。

朝目が覚めたら、もう始業時間間近。今から支度しても間に合わない!

私は、会社に電話して、「風邪気味なので、病院寄ってから出社します」と、嘘をついてしまいました。

 

結局誰にも疑われることはなく、罪悪感が増したのでした…。いい歳をした大人がまさか、寝坊の言い訳に嘘をつくだなんて、思いませんもんね。

 

1日仕事をしながら、自分はなんて情けない大人だろうと落ち込みました。本当恥ずかしい。

 

今では、目覚まし三つで対処!

 

もう二度と情けない思いはしないぞと誓ったので、目覚まし時計は三つ用意するようになりました。一つじゃあ信用できない!

 

しかも、朝なかなか起きられない私なので、うんと早くに時間をセットします。

だから殆んどちゃんと起きられています。

 

 

今は結構規則正しい生活をしていて、少し体内時計ができてきたかな?と思う時もあります。

でも、決して楽観視しないよう、毎日気を引き締めています。

 

アラ還になっても、私の情けない癖は治らなかったのでした。

 

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